ホメオパシーと出会って半年が経った。はじめてフラワーエッセンスを摂った時、レメディ―を口に含んだときにとてもスピリチュアルな何かを感じ、今でも日常的に摂りつづけてはいるが、だからといって外科的治療も外すことは出来ない。よく、自分が信じる治療方法に邁進して近代医学的治療をすべてやめる人もいる。それだけ信じればある程度の効果は絶対、得られるんでないかと思う。楽天的で病気のことをあまり苦にしてないくせに、疑い深い性格から、どの治療にすると確固たるものがない。要はどの治療も捨てきれない。生への執着がなりふりかまわなくするのかな。あれもこれも、どれでも試して少しでも長生きしたいのだ。これって、みっともないことかな?
抗がん剤して、レメデイーでデトックスしての繰り返しってもしかしてどちらも無駄じゃない?
医療関係にはホメオパシーの話をしても理解してもらえないだろうし、ホメオパシーの先生には思い切って外科的治療をふりきれないことで半ば、呆れられているようにも思える。だから、そんな素朴でオバカ?な質問も出来ないでいる。
そんな時、家族0ちゃんからこんなメールをもらった。ホメオパスのブログらしい。↓抜粋です
ホメオパシーレメディーは人間像そのものです。
レメディーキットは、多くの人が抱えている心の問題、
また身体の疾患と関わりの深いレメディーがセットに
なっています。
ホメオパシーレメディーを学ぶことは
そのレメディーを受け取るということと同じですし、
自分の側面に触れて癒すことでもあります。
他者のどんな(嫌な、よい)面も、自分の側面の一部です。
それを統合(愛すること)することで、
自分が癒され、自分の世界観(ものの見方、色眼鏡)が変わります。
ホメオパシーで癒されるということは
もう一つ上の霊的(スピリット)ボディーを
受け取ることで、魂の成長です。
ホメオパシーはそれを瞬時に、または短期間に
行うことが出来ます。
また肉体的疾患も驚くほど効果を得ます。

ホメオパシーのスピリットは本を読んでいても何か感じるものがある。読むだけでなぜか少し癒されるような気がしてくるから不思議。うんうん、わかる気がするね。
ホメオパシーって深いなあ・・・広い心、ゆったりとした生活態度でホメオパシーに接しているといいんだろうけど、なんだかいつも時間に追われた生活を送っているためホメオパシーにしろ、抗がん剤にしろ、すぐ効果があがらず常にイライラしている自分がいます。(病状が進むともっと体が思い通りにならず、酷くなるかも・・と思うとゾッとする。)心の中では「ゆっくりゆっくり」と唱えてるけれどこの長年、培われた性分はガンをもっても治すことは難しい!(笑)ホメオパシーが少しでも作用して心の余裕を作り出してくれたらいいなと。私の態度はあくまでも他力本願です。イケナイなあ....
本来の自分を取り戻すためには立ち止まって自分の過去を見つめることが必要だと寅子先生はおっしゃっておりました。それには日々の生活も見直さなくてはいけないけれど止まれない!!私は今を精一杯、がむしゃらに過ごしたいからです。毎日がいっぱい、いっぱいではダメとは思うけど。
こんな私がホメオパシーの恩恵に預かれるのか!? 疑問だけど。いよいよ、動けなくなるくらい体がおかしくなってきたら何か変わるかもしれないけどそのときは手遅れなんだろう・・とか漠然と考えてしまう。
こんな風に迷える私でも人に元気を今日、わけてあれげれました。外来で見かけた、同じくらいの女性。待合室で見かけたときに「ああ、この人はたぶんガン告知を受けたばかりなんだな」と思わせる程、傍からみても動揺をかくせないでいた。顔色が悪い、今の自分が不安でいっぱいオーラを出しまくっていた。私が点滴ルームで椅子に座り温泉(点滴ライン確保のため腕をお湯を貯めた桶で暖めること)に浸かっていると外来ナースに連れられてやってきた。今日から治療はじめの○○さんです、宜しくお願いします、と点滴ルームスタッフに受け渡しの説明をされるのだが、その説明はルームのみなさんへの紹介にもなるのだ。狭いスペースだから。ガン告知受けたばかりでないけれど術後はじめての抗がん剤を受けるのでかなりナーバスになっている様子。3つ並んだリクライニングスペースの一番奥が私、新人さんが真中、その後、私も初対面?(だと思う)の4クールめのおばさんが入り口側に座った。おばさんはいつもおしゃべりしているらしく、気軽に新人さんに声をかける。ひとりで家から出ないで病気のことをくよくよしているらしく、おばさんがポンポン喋りかけるとどんどん自分のことを話し始めた。間あいだに私もたまらず、口を挟む。3時間の点滴が終わる頃には、病気のこと友だちにも打ち明けれず苦しかった、ここでいろんな話ができて本当によかった、嬉しいと涙まで流してた。またね〜、元気になろうね!とお別れしたが15分くらいしていっぱいのジュースを持ってまた戻ってきて私とルームのスタッフを驚かしてくれた。本当に元気になって病院きてよかったね〜と私とナースもとんちんかんなことを言い合って喜んでいたのだ。病気の悩みは、同じ病気になったものがいちばんわかる。悩みをわかちあえる、いわば同士みたいなものだから。お互いを労わり合いながら、どんな薬よりも効き目を発揮するときがある。
友だちに「私、ガンだよ」といいなさい、楽になるからと勧めた。
しかし、この点滴ルームで私と同じような転移乳ガン患者にまだ会ったことがない。