[live]笑って教育を考える

大好きなイッセーの独り芝居を観にいったつもりが石川の教育を考えさせられる夜になってしまった。イッセーの事務所から公演案内が届けば必ず、出かける私達。今回はいつもと違う趣向らしいということは案内状から分かっていたのだが、新ネタ選りすぐりという一言コメントについほだされて、やはり出かけてしまいました。待ち時間からいつもとは違和感のある会場。なんでだろう? わかりました!見回してたら、背広の方が多いのだ。教育関係者かな? ここで「シマッタ!!」ってな感じ。つまらない夜になるかも?な悪いほうの予感がした。今晩は石川の教育フォーラムの招きでネタの上演と「イッセー尾形の作り方」の対談形式を混ぜた独特時間もつということ。流れるように役柄がどんどん演じられていく、いつものイッセーのステージとはあきらかに違う時間とステージ上に戸惑ってしまったが、演出の森田さんの熱い思いが汲み取られ、イッセーの芝居がいつものただ面白可笑しな視点が少し斜めから見れて面白かった。いつのまにやら、市民の人達と「今の教育の在りかた」について考えさせられている自分がいた。おかしいのはどんなに熱く、森田さんが語ったところでイッセーの表現にかなわないこと。今、これから変わっていかなくてはいけないことは何か、教育者達のハートを揺さぶってくれたことだろう。
大好きな「英語教師」も生で初じめて観れたことだし、こんな趣向も悪くないかな?でもできれば、音楽と芝居の独特な、あの幸せ時間のがいいです。また案内状が届いたら出かけるでしょう。