ハッピーバースディ

ブッダ 5 (潮漫画文庫)自分、本日で45歳になりました。
わあ〜〜、ぱちぱち〜♪♪  なんてのはこの歳になってどうかなと思うのだけど実際に最近は誕生日がうれしい。 まさか、こんなに長生きできるなんてね(うそ)。
去年の6月にがん宣告をされて約1年3ヶ月なわけで。初めて宣告された時もそうだったけど今年6月に「再発宣告」された時ですら自分がかん患者であるとは信じられないでいる。
今でも自分の体の中にどんどんがん細胞増殖中なのだろうか?自分でいうのも変だけど体の異常がないからまるで人事なのだ。あるとすればお風呂に入ったときや着替えるときに左胸がないことを確認した時くらいか。端から見ても、健康そのものだと思う。

日記を書こうと思ったのは8月に岩盤浴で有名なやわらぎの湯に出かけたときからだ。
風呂に入る以外は持ち込んだ、本をすべて読破するくらい暇であろうと高を括っていたが実際には途中になっていた手塚治虫の「ブッダ」の4巻から最終巻の7巻までを読むのが精一杯であった。後の本は単なるお荷物。その時に読んだブッダ影響もあると思うが自分はまだまだこの世に未練たらたらで(目覚めた人には絶対なれない!!)もし自分が死んでも周囲の人からあっという間に忘れ去られるだろうと思ったから。 それなら、何かこう残しておいてもいいのではと。
若いうちはあまり振り返ることがなかったけどこれからなら日記を書きながら自分史的なるものを見つめることもできそうだし。
昔も今もドタバタ人生をまい進中なわけだけど今だに人生の中でこれをやりました!って自信もってできたことがないのだ。
サッカーでいうと45年間ノーゴール。。。たくさん、シュートは打ってきたとは思うけど。よいアシストを受けながらも大きく枠をはずしたり、トラップに失敗して打ったものの、思うようなシュートが描けなかったり。守ってばかりでないし数は打ってるかもしれないけどゴールインしたことがないっていう、そんな人生。がん宣告で少し、死を意識したら生に対してもっと丁寧に一生懸命にならなくちゃいけないかなと思った。 
以前は生きてることがあたりまえだったし疑問に思うことがなかったけど、自分ががんという病気になったおかげもあって変わらないといけないのかなとブッタを読んでより強く思うようになった。生きてるうちにゴールした!って思う日が来るかどうかはわからないけどいいシュートを1本でも多く打てるように日々意識したいな。

てなわけで45歳になって日記を書くにあたり思ふことでした(笑)。
夜は仕事を早く切り上げてちばーにょとBlastを観にいってきました。
素晴らしいパフォーマンスに釘付け!これが本格的なショーの世界なのねって。
それから、れいちゃんが美味しい、マロンケーキを焼いてくれて、おまけに誕生プレゼントにゲルマセラ温浴器を頂きました。ありがとう♪♪
お返しは長生きでいいでしょうか?