術後8日め

朝はさすがに眠かった。もうすぐゴハンだよとい相部屋のおばさんのかけ声で目覚める。7時30分かな。ガーゼ交換の時間まであっという間だった。その後は同室の面々とたわいもないおしゃべりと日ごとに厳しくなるリハビリを頑張ってひと息つくともうお昼になる。ヒマと思われがちな入院生活もスケジュールに沿って、自分なりのスタイルが確立してくるとなかなか多忙なものだ。昼から(実家の)電気屋スタッフ、よっちゃんが顔をみせてくれた。美味しいプリンと単行本を2冊。本を一日に少しでも開くのが楽しみな私には嬉しい差し入れだ。その後、ボスとママがアスキー(ラブラドール)を連れてきてくれた。さすがに院内には入れないのでアスキーとは外来玄関ホールで面会したのだが彼はクールであまり喜んでる様子はなかった。いつも、誰よりもたっぷり散歩してあげている、友達にしては冷たい仕打ち・・・でも、彼の暖かな毛並みをなでるのは久しぶりで心が和らいだ。何よりも私が喜ぶことを察してくれた、ボス達の気持ちが嬉しかった。ちばーにょは夕方、ほぼ定刻時間にやって来た。シャンプーをおねだり。私のおかげで彼も介護上手になったもんだ。うっひひ〜!