MRIの説明と同意書にサイン

ちばーにょと病院へ。この日はMRIの説明と同意書にサインだけのためだった。
仕事のことを考える。これから受ける手術のことを考える。なまじ、元気なのだから当然とも思えるが盲腸の手術くらいにしか思えない。仕事は休むか人に頼むかになるのだが、店を1ヶ月も休むわけにはいかない。友達でかつての同僚である、みなちゃんにお願いすることにした。いきなりガンなので手術する間、お願いしますとは言いづらく、検査入院の間、頼むとお願いしたら意外にもあっさりと引き受けてくれた。「人間も歳とると車検が必要やね」と上手いことを言う。今まで長期的にバイトどころか短期でも人を使ったことがなかったから心配な点ではあるけれど、彼女なら以前、一緒に仕事をしていたし、帳面なども以前と変わりないから安心だ。何より、今は異種業の仕事をしているが、服飾販売ではベテランなので接客や商品の扱いなどは完全にお任せできる。
自宅も店から近いので都合がいい。明日、早速お店に顔を出してくれるということで心強いバイトがゲットできてほっとした。ネットオーダーのほうは当分、閉鎖するしかない。
すぐ、パソコンを開いて、お知らせの準備にかかった。手術までの1週間はいろいろ大忙しだ。ちばーにょは無理するな、今は体をいたわることを最優先しろという。告知から一番の変化は彼で、私に今までの100倍気を使っているのがわかる。優しい、声のトーンやしゃべり方が別人かと思う程に(笑)。そして、そんな彼や彼以外の家族の接しかたも自分がガン患者になったのだといやおうなしに認識させてくれる。
気遣いが痛い。。。。今まで通りの接し方をしてくれよ〜。ボス(兄)のかわいそうにと語っている、その目が鬱とおしいよ。ガンになったからといってすぐ死ぬわけじゃあないからね。レイちゃん(義理姉)は病院に行ってる間、いろいろ私のために駆けずり回ってくれた。
体の弱い、彼女の健康の先生の元に出向き、素晴らしく効果を発揮するという、体にいいものをたくさん準備してくれた。なんでも手術前に体力をつけるために必要なものだとか。
そうそう、たばこも取り上げられた。病院の帰りに最後の1本ねと約束させられたのだ。19歳から喫煙し、今の今で禁煙もろくすぽしたことがない私があっさり、やめれるのか?