温泉とスケート

部屋の空調がうまくいかず、少し早めに目覚めた。食事前に寝湯、立ち湯とはしごをする。他の宿泊客が食事の頃だったので空いててお風呂独り占めだった。ここのお風呂は上がった後もローションいらずのすべすべで美肌効果ばつぐん!おまけに立ち湯「雪月花」の景観の素晴らしいこと!夜に星空を眺めながら入りたかったな。夕べトライしなかったことをちょっと後悔してしまう。部屋の露天にもまた入り、チェックアウトの12時まで計4回も入った。ちばーにょもこれまでの入浴記録6回を7回と塗り替えて筋金入りの風呂バカっぷりを更新した。9時過ぎにダイニングで和の朝食をとる。テーブルに案内されると夕べのご夫婦も隣席についたところだった。すかさず、奥様が夕べのお詫びをされたので「全然気にしてません。それより、お体はもう大丈夫ですか?」とお尋ねしたところ、「お蔭様で元気になりました。」ということだったのでよかった、よかった。ちょっとほろ苦い思い出になってしまったけどたくさんの記念写真をお土産に優しいお父さんのこと惚れ直した旅になったに違いない。
さてさて、今日の予定は午後からスケートだけの私達は観光のため早々、チェックアウトする客人達をよそにゆったりのんびり12時のチェックアウトまで風呂に入ったりぼーっと外を眺めたり過ごした。自然そのものが何よりのリラクゼーションであることを明神館は教えてくれた気がする。無理して来たかいがあったなあ。
離れがたいリラクゼの場を後にし、スケート会場のある長野市に移動する。会場近くのファミレスで食事をとってから会場いりすることにした。「何時からやったっけ?」とちばーにょ。チケットで開場時間を確認すると大変なミスに気づく。夕べ、チケットを確認していたちばーにょは15時開場と思っていたらしい。15時なら1時間もないが・・・・開場は5時であることがこの時、発覚!!時間を持て余した我々は湯に入りすぎていかんせん、体が重い。かといって、ファミレスで3時間近く粘ることも出来ず、仕方なく街に繰り出すことにした。善光寺近くの新しい観光スポットに寄るがそこは食べ物屋ばかり。食事したばかりなので成すすべなく善光寺へ。手をあわせお守りをたんと買う。交通安全のお守りやネックレスタイプの病気のためのお守りや友達への土産だ。4年程前のお盆に訪れた時と違って平日のためか人も疎らでしかも現在、大掛かりな修理中だ。賑やかだった出店の通りの店も半分は店仕舞いしていた。

そうやって時間つぶしをしてもまだ時間が余ったがとりあえず、ビッグハット専用無料駐車場へ。相当広い駐車場でしかもタダとは!長野県頑張ってるな。見習え、富山!といっても観光で訪れる人の多い長野とは違うから難しいことですね。
お待ちかねのスケートは5時開場、6時開演。比較的、暖かい日でもリンク(氷ですから)のある会場はじわじわ寒くなる。生スケート観戦2度めの私達はダウンやコート着用。上着の中にはホカロンを装着しひざ掛けの準備も忘れない。寒さ対策ばっちりだったがオペラグラスを忘れてしまった。ミキティーのちょっと黒い腕脇をアップでチェックしたかったのに(普通、そんなもんは楽しみにしない)。最初はこれから頭角を表すであろう、若手のスケーティングから始まり世界選手権のメダリストとシフトしていく。トリはもちろん、ゴールドメダリスト安藤美姫だ。TVで観戦していた通りの期待通りの演技に惚れ惚れ。個人的なベストは今回男子初となった銀メダリストの加藤大輔。その情感たっぷりの華麗な滑りは時間の経つのも忘れる程だった。いや〜、やはりスポーツは生に限りますね!後、メダルは逃したから来てないがジョニー・ウィアー(かっわいいのだ)を観れたら最高だったかな。また機会があったら行きます、スケート!!