術後14日め

ボスに病院まで送ってもらう。いつもの病室416号に戻ると入れ替えがあった。私のベット周りは確実に物が増えている。今回は大物のプーさんも加わりますます、狭くなってきている。物の多さは入院日数の長さがわかる仕組みになっている。退院日が待ち遠しいが病理結果んが出るのは明日でそれによって出院費が決定することになっている。病理の結果ははっきりいって「告知」よりドキドキもの。「何も残っていない」という確かな結果が欲しい。回診に間に合わず、体のむくみなど質問を用意していたのにと思ってたら担当のF医者がにこにこ顔で登場。この笑顔で不思議な安心感が湧き上がる。昼休みにはナースOさんからも見舞われました。患者のひとりなだけなのに仕事を超えての気遣いや優しさに本物の温かみを感じる。Oさん、いつも有難うございます。Oさんは自分のことは何も語らないけれど自らも乳がんと戦って病気を乗り越えてきた経緯があるから同じ悩みや体の痛みがわかる人。私、元気だからね!でも本当に苦しいときには1番に相談に乗ってもらいたい。その時はどうか見捨てずに話しを聞いてください。Oさんにはすべてを受け止めてくれそうな包容力というか、大きな優しさを感じる。だから、きっと他のたくさんの乳がん患者の心の支えにもなっているに違いない。